ものづくりメカトロ研究所の活動方針と使命
ものづくりメカトロ研究所は、新しい概念の機械の創造、言いかえれば今までになかった未来機械の創造をめざし、世の中に役立つ新しい機械の開発を志向します。そのために産学官の連携を強力に推進して、それぞれが持つ優れた部分を融合させて、今までシーズにとどまっていた技術をニーズに変えていくことが、我々ものづくりメカトロ研究所の大きな目標です。
母体となる株式会社菊池製作所は、基盤技術として設計,金型製作,精密板金,切削,ハンドモールド,モールド成形,プレス加工,3D CAD/CAMデータによる部品加工・メタルインジェクション・アルミホット鋳造等,先端技術と匠の技の融合で多方面で事業を展開しており、これらの技術を応用した研究開発テーマとして、1)
アルミホットダイカスト開発 2) 微少流体デバイス開発 3)パラレルリンク応用開発 4) ロボット開発を行っています。
研究開発1. アルミホットチャンバーダイカスト [Aluminum Hot Chamber Die-casting]

従来のアルミダイカスト(アルミ・コールドチャンバー・ダイカスト)では成型が不可能であった純アルミによる複雑で薄肉成型を、自社開発したアルミ・ホットチャンバー・ダイカストマシンで可能にします。
低い射出圧力による複雑形状の鋳造品が成型でき、高い放熱性が必要なパワー半導体デバイスなどへの適用が考えられます。
研究開発2. 微少流体デバイス [Micro Fluid Device]

微少な流体(気体や液体)を扱う超小型の機能デバイスとして、メタルマイクロポンプやマイクロフローセンサーの開発を行っています。
環境・エネルギー・医療というキーワード沿った興味深い技術開発であり、大きな市場性を持ったテーマです。
研究開発3. パラレルリンクメカニズム [Parellel Link Mechnism]

パラレルリンクメカニズムは6つのアクチュエータが並列(パラレル)に固定配置されたステージを、任意の3次元空間上のポイントに高精度に位置決めすることが可能な原理です。
この原理を応用して、異形パイプを3次元的に曲げることが可能なパイプベンダーや高精度の位置決め装置を開発しています。
研究開発4. ロボット開発 [Robot technology]


産学共同で推進した研究開発成果や知的財産移管を利用し、レスキューロボットや介護用ロボットの技術開発を行っています。
災害時における人命救助や直接人が入れない領域の探索などへの利用、手の振るえ防止や歩行補助などに役立てることを考えています。
最近注目されている事案として、"マッスルスーツ®"があり、実用化に向けて産学間の連携で積極的に進めています。
What's New
- 2014.04.28
- メタルマイクロポンプ英文サイトを閉鎖
- 2014.01.23
- マッスルスーツ®についての紹介記事をアップ
- 2013.06.10
- 手首装具について、amazonでの試験販売を開始
- 2013.04.01
- 内容を一部更新しました。MMP サンプル販売価格改定、他
- 2012.08.07
- 内容を一部更新しました。MMP sales infomation page in English 追加
- 2012.07.02
- 内容を一部更新しました。
- 2012.05.22
- ホームページをリニューアルしました。